サブスクでの違いは2点で、まず懐かしのThe Nice Priceシールがデザインされている。The Nice Priceのシールとは、1980年代の輸入LPレコード・CDの廉価盤に貼られていたシール。旧譜となって値下げになったセール品だ。今となってはその存在すらすっかり忘れていた。
次に、右上にある値札をモチーフにしたシール。そこには店名の代わりにサブスク名と、値段の代わりに今年の西暦の2021がデザイン。
The Nice Priceシールに話を戻すと、自分が契約しているAppleのMusicは真っ直ぐだが、もう一方のTidalは右にお辞儀しているところが芸が細かい。
肝心の音も1980年代だ。この辺はアルバム中の4曲に参加しているGreg Phillinganesの職人芸によるところが大きい。時に1曲目はTotoのAfricaにも参加したLenny Castroも登場して、それっぽい。
AppleのMusic盤。値札はmusic。
Tidal盤。こっちの方がそれっぽい。値札はTidal。
Greg Phillinganes(ものまねおじさん?)による懐メロヒットパレード。