この2種類はパッケージを見ると似ていてややこしいが、タイ人の間では袋の写真が「麺をフォークで掬っていたら焼きそばタイプ」という都市伝説があるらしい。しかし、最近発売されたこのママー・カイケム味はこれに反し、焼きそばタイプなのにフォークではなく箸で掬っている。
この即席麺を初めて知ったのは、バンコクのスカイトレイン(BTS)の車内広告だった。その時に隣にいた2人連れの日本人の駐妻がこれを見て、「普通に美味しい。」と言っていた。
それで興味を持って食べてみた。カイケムというのは塩卵のことで、タイ料理ではソムタム(パパイヤ・サラダ)に入れたりして食べる。この即席麺は内容量85グラムで、他の即席麺は50〜60グラムが多い中で先ず盛りがいい。肝心の味はカルボナーラに近いのでタイっぽくはないが、美味しい。パルメザンチーズを振りかけたりしてもいいし、トムヤムクン味の即席麺に飽きたらいいかもしれない。
これは昔からあるトムヤム味での汁麺で、内容量は55グラム。
これが今回食べてみたカイケム味の焼きそばタイプ。内容量85グラム。