バンコクのチャオプラヤー川河畔にあるロイヤルオーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズの前の道をチャオプラヤー川上流に向かって進み、「リバーシティー」というショッピングセンターを超え、そのまま路地に進むと左手に突然瀟洒な「聖ロザリー教会」が現れる。
この路地は以前も何度も通ったことがあり、その度にこのカトリック教会は気にはなっていたが、今回は時間があったので寄ってみることにした。
【訪ねた日 2019年5月2日】
入り口付近に設置された案内板によると、1786年にタイ王国国王ラーマ1世がアユタヤからやって来たポルトガル人宣教師にここに土地を与え、「カラワリオ教会」として建立。その後「カラワー教会」と名を変え、3回にわたり改築され現在の姿になったのは1897年のラーマ5世の統治時代だったとのこと。
教会の裏側から入る。クリームと白の壁が美しい。横を通って正面にまわってみる。
正面から見上げると、立派な尖塔が目を引く。
ステンドグラスも綺麗だ。この位置からの眺めに既視感があったのは、以前夢にできた教会とそっくりだったから。