バンコクの下町にはスバルという乗り物がある。幹線道路の裏道を住宅街に沿って走る乗合軽トラックだ。停留所はないので、乗り降りは自由だ。なぜスバルなのか不明だが、タイにこのサイズのトラックが導入されたのがスバル車だったのだろうか?
写真のようにトラックの荷台にあるのは簡素なベンチなので、段差を乗り越える時には腰痛持ちには注意が必要。ここのスバルは深夜を除き7バーツ(25円)の均一料金。
朝夕は登下校の学生や社会人で結構混む。乗っているタイ人の観察をするのが楽しい。
助手席も含めて満席だと乗れないが、道の歩道側の車線を走って来たら、だいたい乗れる。運転手もそれらしい人が道に立っていると速度を緩めるので、手を下45度に下げて合図すれば停まってくれる。降りる時は天井にあるブザーを押し、料金を助手席越しに運転手に払う。